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続きそうだったらなんか考える

3種目のギルドランド

『ラヴニカの献身』がリリースされることにより、ギルドランド10種とM10ランド10種のマナベースが構築可能になる。過去のラヴニカ環境もこのマナベースで環境設計されていたようだが、当時をプレイしていないので感覚がわからない。

3色デッキにおけるギルドランド3種12枚+M10ランド3種12枚のようなマナベースは成立するのだろうか。ギルドランドを12枚も採用したら単色のアグロデッキに脆くなったりしないだろうか。

 

現在アリーナで旧式のジェスカイコントロールをプレイしている。現状のマナベースはギルドランド2種8枚+M10ランド3種12枚+基本地形6枚だが、これでもギルドランドが原因でアグロデッキに負けることがある。過去どういったメタゲームが繰り広げられたのか気になるところ。

 

ジェスカイに関して言えば、『ラヴニカの献身』では《吸収》が再録された。これを3ターン目に安定してプレイしようと思えば3種類目のギルドランドである《神聖な泉》の採用は必要不可欠だろうが、1マナ域を多用するような高速のアグロデッキ相手に3マナのカウンターは重く使いづらいので、従来はサイドアウトしていた。その方針に基づけば、サイド後はただダメージを食らうだけの土地が多く残ってしまう。《吸収》なら別格で、残す価値はあるだろうか?

わからないことが多い。こういう時、過去の環境をプレイしていた人は感覚が掴みやすいと思うので羨ましい。

 

またジェスカイコントロールと言えば、BIGs所属の斉田逸寛さん筆「『ジェスカイ・コントロール』パーフェクトガイド」は非常に良かった。

 

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コントロールデッキは扱いが繊細で、ゲームプランの構築や調整の仕方が難しい。思考過程が非常にわかりやすくまとめられており、同デッキをプレイする上で明確なレベルアップに繋がると思う。有料記事だが、買って良かったと思ったし今後の執筆にも期待したい。

《轟音のクラリオン》はジェスカイが有する唯一無二の強みであり、次期スタンダード環境でもメタゲーム次第で十分プレイする価値がある。今の内にプレイに慣れておくのも悪くない。

問題点があるとすれば、緑系のミッドレンジに採用されそうな《成長室の守護者》が一度通り出すと、苦手な4/4を量産されて一瞬で負けてしまいそうな事か。

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良くも悪くも環境次第。コントロールをプレイする際は変に固執せずカラーリングは柔軟に変化させるべきだろう。上記の通りマナベースは豊富なので、3色以内ならどんなカラーリングでも成立させることができる。